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伊豆縦断

体力勝負の一人旅 No.084【伊豆縦断編】

【3日目・2006年1月22日】

 伊豆縦断は3日目、今日が最終日。地図上では残り15Km。余裕で歩
けそうだ。
 その余裕がいけなかったのか河津駅に向かう車内で下痢。河津駅で
もトイレに寄り、不安を残しながらバスに乗り込んだ。

 明け方まで雨が降っていたようで路面が濡れている。昨日、東京は
大雪だったがここはまったくそんな気配はない。
 10時10分、湯ヶ野温泉の少し手前の下佐ヶ野バス停で下車する。こ
こから続きだ。やがて湯ヶ野バス停が現れた。「あれっ、おかしいぞ
」湯ヶ野を通過したらまた天城峠に行ってしまう。下田方面へ行く別
れ道を見過ごしたようだ。慌てて地図を出し、来た道を戻った。
 下佐ヶ野バス停まで戻ると、その先に別れ道が見えた。そもそもバ
ス停から歩き出す方向が間違っていたのだ。時間は10時40分。30分も
ロスしてしまった。

 ここからはひとけの少ない寂しい山越え。標高が上がるに従い寒く
なってきた。気温は5.2度。雲に覆われている。下田方面は暗い雲な
ので雨が心配だ。
 トンネルを抜けると南斜面に出て、徐々に気温が上昇していく。寒
さから開放されつつあるのはよいが、景色や観光名所のないこの道は
じつに退屈だ。コンビニや商店がないことは想像していたので、持参
したお菓子類を食べながら黙々と歩く。

 やがて民家が見え始めると道幅が広くなり、歩道も車が余裕で走れ
るぐらいの広さになっている。しかし、あまり人がいそうもないのに
この歩道の広さは異常だなと思っていたら、案の定、歩道を駐車場代
わりに使っている。それも1台や2台ではなかった。

 途中小走りを混ぜながら2時間半、ようやくぱらぱらと人を見かけ
るようになってきた。バス停で女子中学生が4、5人おしゃべりをして
いる。その子達の横を通ると「こんにちは」と何人かが元気な声を掛
けてくれた。想像していなかったので私は慌てて「こんにちは」と返
した。
 最近は変な事件が多く、気軽にこっちから声を掛けれなくなったが、
10年も前は旅先で知らない人に声を掛けたり、掛けられたりよくした
ものだった。懐かしいな。

 今日初の観光名所だろうか。日本三大薬師と案内表示されている米
山薬師に到着。そう書かれていれば階段の上にある本堂を拝まずには
いられない。ところが上ってみると、お寺の人も誰もいない。日本三
大薬師なんてうそだろうと思いながらすぐに道へ戻った。ちなみに残
りの二つは越後と伊予だそうだ。

 小走りしたせいか暑くなってきたなと思ったら、いつのまにか雲一
つない青空になっていた。「お吉」にまつわるものを見かけるように
なり、いよいよ下田だ。
 左の山の山腹に偽者の下田城(実在の位置ではない)が見える。この
旅ももう終わりか。
 14時40分、下田駅に到着した。少し早いので海のほうまで行ってみ
ることにした。港まで行くと「港内いわしの大群回遊中」と書かれた
黒板を発見。その先の防波堤には釣り人がたくさん。どの人もいわし
入れ食い状態だった。

 駅へ戻る途中、銭湯のような温泉発見。下田温泉だ。これで確か9
つ目の温泉地。私の予想は10だったのでニアピン賞ですね。みなさん
の予想は当たりましたか?

 これで伊豆縦断の旅は終了です。小田原へ帰る途中、伊東の温泉で
疲れを癒してきました。伊豆っていいところです。

 本日の歩行距離 23.6Km
 移動時平均速度 4.3Km/h
 3日間の歩行距離 79.3Km

2月22日(日) 下田

体力勝負の一人旅 No.083【伊豆縦断編】

【2日目・2005年12月19日】

 ぴゅうぴゅうー。すごい風だ。晴れているが風のせいでとてつもな
く寒い。バイクの冬用手袋も効かない。
 宿の横を流れる渓谷、世古峡を観賞したいが、寒くて水辺に近づき
たくない。手袋を外すのもいやなので、せっかくカメラを首にぶら下
げているが撮る気もしない。

 吊り橋を渡って国道に出る。両足とも張っているが寒いので自然と
速足になる。若干上りなのですぐ体が暖かくなってもいいのに、一向
に暖まらない。
 昨日ほど交通量は多くないが歩道がないので怖い。遊歩道は斜度が
きつそうだがショートカットできそうなので遊歩道に進んだ。
 しかしその遊歩道、観光名所の浄蓮の滝へは行かない。行くために
はせっかく登ったのにまた車道側へ下りなければいけない。滝はパス

 歌を口ずさみながら誰もいない遊歩道を歩く。やがて車道に合流し
道の駅「天城越え」に到着。11時か。お腹が空いたので売店をのぞく
がパンやおにぎりの類いはなかった。案内所でハイキングコースマッ
プをもらって外に出た。

 1時間ほど歩くと旧天城トンネルにつながる天城路の入口。案内板に
よると、ここから峠を越えて七滝(ななだる)駐車場まで10Km、所要時
間5時間だ。今日のゴールは七滝駐車場のさらに先。パンパンの足が最
後まで持つとは思えないな。
 旧天城トンネルに到着。標高740m、宿から400mぐらい登って来たが
、自転車と違いさほど坂は気にならない。さっきの案内板だと1時間か
かることになっているが25分で着いた。
 ここは日本の道100選と日本百名峠に選ばれているようだ。じっくり
味わうべきかもしれないけど寒い。国道と違い木々に囲まれているか
ら風が弱まるのが救いだ。
 トンネル内はポツンポツンとランプっぽい明かりがあるだけで薄暗
い。絞れ水が氷の塊となり、路面にいくつも落ちている。氷点下とい
うことか。
 トンネルを抜けるとあとは下るだけ。急に足が楽になりすいすいと
下る。しかし、下りは後々ダメージを負うだろう。

 「そば」の看板にひかれて遊歩道から下に見える駐車場へ。ところ
が売店は閉まっている。またしばらく車道を進むはめになる。
 10%の斜度を下って行く。下から風が落ち葉と共に上ってくる。13時
だというのに、道に設置されている温度計は2度を表示。だめだつらす
ぎる。

 遊歩道入口があったので入ってみた。階段状の下りで一気に標高を
下げて行く。車道ははるか上、すぐ下は川。
 木の根が張り出ているなど歩き易くないが、比叡山の修行僧になっ
た気分で小走りに下りて行く。車道よりはるかに楽しい。
 河津七滝という七つの滝が連なっている横を通る。ここまでくると
観光客の姿がちらほら。いまごろ色づいている紅葉もあった。今日初
の温泉、通算7つ目になる七滝温泉。温泉民宿が何軒か立ち並ぶ。
 14時過ぎに七つ目の滝付近でようやく食事にありつけた。気づけば
久しぶりのPHS圏内でもあった。

 14時50分、再び歩き始める。七滝駐車場を通過し、頭上はループ橋
。2回転ぐらいして標高を稼ぐ。知らない人が通りかかったら、驚きの
建造物だろう。それにしても山々とマッチしない景観だ。

 そろそろゴールが近い。足は引きずることがなく、よくもってくれ
た。15時30分、8つ目の温泉地、湯ケ野温泉を通過。国道は下田に向か
って南下するが、私は河津駅に行くので適当なバス停を探す。バスの
時間まであと12分あるので、意味もなく次のバス停「冷水」まで歩く
。停留所名を見て一層冷え込んでしまった。

 本日の歩行距離 23.0Km
 移動時平均速度 4.7Km/h
 休憩を含めた平均速度 4.2Km/h(昼食は除く)
 2日間の歩行距離 55.7Km
遊歩道で衛星受信できないところがあったため、実際はもう少し歩い
ているかもしれません。

12月19日(月) 湯ケ野温泉

体力勝負の一人旅 No.082【伊豆縦断編】

【1日目・2005年12月18日】

 9時10分、三島駅に降り立った。冷え込みと強風の心配をしていたが
、雲一つない穏やかな天気で日なたにいればそれほど寒くない。
 民家の前を流れる川幅3〜4メートルの小川に沿って南下する。あっ、
こんなところにコサギがいる。2メートルぐらいまで近づいても逃げよ
うとしない。コサギは足を揺すって川底から餌を探している様子。三
島はさすがに水がきれいなんだな。

 国道136号線を下田方面へ進む。日曜日だけあって交通量が多く、歩
いていてもあまり楽しさを感じない。こんなときは景色に目をやろう
と思い立ち止まって後ろを振り向くと、見事な富士山。三島っていい
とこだな。

 2時間30分ほどで伊豆長岡駅。ここまで寄り道してこなかったからち
ょっと駅構内をのぞいてみよう。観光マップなどが置いてあることを
期待したのに、あるのは観光施設のパンフレットや割引券ばかり。そ
そくさと外に出て首の後ろに付けているGPSを確認する。ここまでの移
動距離11Km。よし、今日は30Km以上歩くぞ。
 地図を確認すると伊豆長岡温泉と記されている。そうだ、ここは今
日最初の温泉地だ。

 狩野川沿いを黙々と南下する。温泉地がなかなかでてこないし、交
通量ばかり目立ち、観光地なのに観光地でないような雰囲気がある。
 13時過ぎにようやく川向こうに古ぼけた「大仁(おおひと)温泉」の
看板を発見。そこへ行くためには、さっき通り過ぎた交差点を曲がっ
て橋を渡らなければいけないが、温泉の案内表示に気づかなかった。
気になって後ろを振り返るが、こっちからもそんな案内は見えない。
これでは大仁温泉はもっと廃れていきそうだ。

 国道は狩野川と別れ、西に向かい登り始める。かなり手前から案内
表示ばかりあった修善寺温泉がいよいよ近づく。3つ目の温泉、修善寺
温泉まであと数百メートルのところで、国道は南に向きを変え天城湯
ケ島温泉郷へと向かう。

 一時は温度計が20度を指すほど暖かくなっていたが、完全に山中に
入り、山に太陽が隠されると一気に冷え込み12度まで下がってしまっ
た。速度を上げて体を暖めたいが、ももとふくらはぎが痛む。これで
強風になったらギブアップだな。

 いろんな温泉地の案内板がばらばらと現れる。すぐそこが温泉地の
ような案内板があっても実際にはかなり先だったりする。4つ目の温泉
がどこなのかわからなくなってきた。
 とにかく温泉の案内板が無秩序だ。自分の温泉が目立てば良いと言
わんばかりに、近い順など関係なくずっと先の温泉の案内板はあるし
、それぞれの案内板の形がばらばら。東伊豆のように共通の案内板で
、近い順にリスト形式で表示したほうが観光客のためだろう。この辺
りは市町村合併したばかり、これから改善されていくことだろう。

 14時50分、市営温泉「湯の国会館」に到着。ここは何温泉かなと注
意して見るが表示がない。ここも4つ目の温泉にはならない。傍らに座
ってマメの治療でもしよう。

 どんどん寒くなるし風も出てきた。もうそう長くは歩けそうにない
。今度こそ本当の4つ目の温泉、月ヶ瀬温泉に到達したが、宿が立ち並
ぶような場所ではなかった。
 観光案内所はまったくお目にかからないし、中伊豆は宿探しに苦労
しそうだ。まだ歩けるが早めに宿を確保してしまおう。
 PHSが圏外のため、久しぶりに見つけたコンビニから天城観光協会に
電話する。地図を見ると嵯峨沢温泉と湯ケ島温泉が近くにあるが、そ
の先は当分ない。つまり、この2つがだめなら戻るか、バスで移動する
しかないのだ。
 まず近い方の嵯峨沢温泉の宿を聞いてみたが、予算1万円に対し倍以
上とのこと。しかも宿はこの1軒のみ。ここで怪現象が起きた。テレホ
ンカード残が0になったので新品の2枚目を入れた。すると度数表示が2
種類の数字を交互に表示して、やがて片方に落ち着いた。おかしいと
思ったがそれより宿探しだ。
 湯ケ島温泉を聞いてみると幸いにも予算内の宿を3軒教えてくれた。
一安心。
 教えてくれた1つである国民宿舎に電話する。2枚目のテレホンカー
ドは50度数であることを確認して挿した。やはり度数表示がおかしい
。67になっている。そして次の瞬間47になった。
 国民宿舎が空いていたので、リーズナブルな価格で宿を確保。時間
は15時50分。ところで宿まで何キロだろう。

 5つ目の温泉、嵯峨沢温泉を通過し、6つ目の温泉、湯ケ島温泉に到
着。宿はこの温泉地の一番奥のようだ。国道からそれて渓谷沿いに進
む。まだ少し紅葉が残っていて結構いいところだ。寒くなければ渓谷
沿いの遊歩道を歩きたいが、早く宿へ行こう。
 16時30分、国民宿舎木太刀荘に到着。ここの温泉は源頼朝が木太刀
を突き立てて湧き上がったと言われる、由緒ある温泉だった。洞窟露
天風呂もあるし、明日に備えて疲れを取ろう。

 本日の歩行距離 32.8Km
 移動時平均速度 5.1Km/h
 休憩を含めた平均速度 4.5Km/h

12月18日(日) 湯ケ島温泉

体力勝負の一人旅 No.081【伊豆縦断編】

 突然ですが、明日から旅に出ます。寒いから自転車じゃなくて歩き
です。
 場所は伊豆半島。2年前に伊豆一周歩き旅にチャレンジしましたが、
今回は伊豆半島縦断にチャレンジ。三島駅を出発しゴールは下田です
。一周に比べればたいしたことないはずです。たぶん3〜4日で終わる
でしょう。まずは明日から2日間、続きは年明けに休みが取れたら行く
予定です。

 一周したときと同じく、ルートは下調べしないで現地調達する観光
情報で賄います。と言っても前回入手した観光マップは持参します。
 それと今回も温泉の数を数えます。いくつあると思いますか?私は
10と予測します。ちなみに一周したときは30箇所でした。皆さんも予
測してみてください。ただし、一周したときに数えた温泉地は除きま
す。その温泉は次の通りです。
湯河原、伊豆山、熱海、伊豆多賀、網代、宇佐美、伊東、赤沢、大川
、北川、熱川、片瀬、白田、稲取、今井浜、白浜、下田、弓ヶ浜、雲
見、石部、岩地、松崎、堂ヶ島、浮島、宇久須、小下田、八木沢、土
肥、小土肥、戸田

 明日はこの冬一番の寒波ですね。寒さに負けずにがんばります。