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めざせ日本海編

体力勝負の一人旅 No.075【めざせ日本海編】

【9日目・2005年7月31日】

 おじさんに車でラーメン屋まで送ってもらい、自転車を預かっても
らったラーメン屋のおばさんにごあいさつ。おじさんは自分で採った
山菜をおばさんにプレゼント。本当にいい人達に巡り会えた。
 二人とお別れした後、雨宿りしたローソンで食料を買い込み、9時過
ぎに出発する。
 少し登ったあとはほとんど下って矢板に到着。30分かからなかった
。昨日30分早くローソンを通過していればなとも思うし、大雨の中下
るには危険な道だったなとも思う。

 矢板で国道4号線に出て、あとは北上するのみ。昨夜は地図を開く時
間がなかったのでどこまで行けそうか調べていない。福島市まで行け
れば泊まるところに不便はなさそうだ。

 朝から暑くて体がだるい。それでも半日で60Km弱走り白河に入る。
最近復元したお城があるのでよろうかなと思ったが、そんな余裕はな
かった。それより昼食にしよう。
 冷やし中華を食べたくて市街地を走ったが適当な店が見つからない
。そのうち食欲が減衰し一人前では多すぎる気がしてきた。そろそろ
市街地を抜けようかとしたときセブンイレブンを見つけ、そこの冷や
しうどんを食することにした。

 再び国道4号線に戻りだるい体にむち打って走る。くしゃみしたり、
寒気がしたり、頭痛がしたりする。熱中症になりかけているのだろう
か。体を目覚めさせようと思い、コーラを飲んだ。清涼飲料水など普
段めったに飲まないので、500mlを持て余した。
 走りながらコーラを飲み干したものの、お腹が張って水分を欲しな
くなってしまった。白河から26Km走って須賀川に着いたときは、水分
補給の代わりに頭やジャージ、パンツに水を掛け、体を冷やした。
 福島市までは遠いな。まだ50Km以上ある。30分休憩して15時10分、
自転車にまたがった。

 少し回復して、寒気や頭痛はとれた。郡山を通過し次の大きな町は
二本松、その次が福島だ。体は言うことを聞き出したが、頭がついて
こない。ボーッとしだしたのだ。少し危険を感じるし、早めにホテル
に入ろうと思っていたので、二本松で終わりにしよう。国道をそれ二
本松市街地に向かった。
 自分の中では二本松はそこそこ大きな町と思っていたがそうではな
かった。泊まるところの選択肢は少なく、料金の割りには今一なホテ
ルになってしまった。

 17時にホテルに着いたので、近くのお城を見に行くことにした。坂
を登って下ったところにお城があると聞いてはいたが、半端な坂では
なかった。まだ数日走らなければならないので、坂の入り口で引き返
した。

 昨日、今回の目的である日光に行ったので、新たな目的を決めた。
それは本州端制覇。本州の最東端が岩手県宮古付近なのでそこを目指
す。北、西、南は既に行ったので、今回行ければ制覇だ。
 次回からタイトルを本州の最東端編に変更します。

7月31日(日) 二本松
本日の走行距離 124.6Km

体力勝負の一人旅 No.074【めざせ日本海編】

【8日目・2005年7月30日】

 昨日の遅れを取り戻すべく8時過ぎに出発した。国道120号、呼称日
本ロマンチック街道を通って日光を目指す。華厳の滝といろは坂に行
きたくてこのコースにした。今日のゴールは今市か矢板の予定。

 宿の標高が約450mで今日の最高地点である金精峠のトンネル付近が
1766mだから単純計算で1300mぐらい登る。途中800mぐらいの椎坂峠を
越えるから累計では1500m以上登ることになる。スタミナ切れにならな
いようゆっくり登ろう。

 出発して1時間で椎坂峠到着。温度計は30度いっていないのに暑く感
じる。まだ9時だ。これからどんどん暑くなるだろう。
 峠を越えると気持ち良いほどに下っていく。時速58.4Kmを記録した
。お願いだからもう下らないでと言いたくなる。

 再び登りが始まる。給水と捕食をこまめに取りながら登っていく。
登りの距離は30Kmを越えていそうだから、距離計を見る気にならない
。代わりに高度計を見ながら登ることにした。これなら高度を稼げる
急坂ほど歓迎だ。
 その急坂でアブが足に纏わり付く。止まっているだけならいいが、
噛むらしくて痛い。何のために私を噛むの。片手で振り払いながら登
る。心拍数が上がりすぎだ。

 暑さが急に弱まったなと思うと、左に丸沼が現れた。もう一つの沼
、菅沼を越えればそろそろ最高地点だ。ところが菅沼を前にして下り
始めてしまった。下ったのはたったの40mだがショック。空模様が怪し
くなってきたし、降られる前に峠越えしようとペースを上げた。

 金精トンネルを抜けると霧がかかっていた。目的の華厳の滝目指し
て一気に下る。ここでは時速57.6Kmを記録。
 華厳の滝は2回目だが初めてきた時は水がちょろちょろしか流れてい
なかった。すさまじい水量と音に引き込まれてしまいそうだ。
 もう一つの楽しみ、いろは坂下り。最初のコーナーから予想以上の
斜度で下っている。ひとつふたつとコーナークリアーし、感覚をつか
んだところでアウトインアウトで攻めてみた。あっと言う間に時速50
Kmを越えた。そのとき!コーナーの先に車が見えた。渋滞だ!危うくぶ
つかるところだった。
 渋滞している車を次々に抜き去り渋滞の先頭へ出た。原因は2台の観
光バスだった。このバスを抜いてからはまたアウトインアウト。さっ
きのことがあるので多少余裕をもって下ったが、時速59.6Kmを記録。
気持ち良かった。

 日光駅を過ぎ、杉並木に入ると雨。雷も遠くで鳴っている。カッパ
を着て杉並木を一気に下り、今市市街に入ると雨は止み、空は明るく
なっていた。時間はまだ16時30分、矢板まで25Kmあるが多分下りだろ
う。行ってしまえ。

 予想どおりの下りで最初は順調だった。しかし雷が徐々に近付いて
くる。予想と違ったのはけっこう山の中の道だったこと。自分より高
いものは杉しかなく、その杉の下を走っているのだから怖い。雨は降
ってきていないが頭上で鳴っている雷が通り過ぎるのを待つためコン
ビニで休憩。
 自転車を止めた瞬間だった。大粒の雨。判断の良さに自画自賛。時
間は17時39分。そのころ栃木県北部に大雨警報が出たらしいが、そん
なことは知らず待つこと1時間半、雷劇場を見ているようだった。
 途中、宿の予約をしたり、タクシーに自転車を積めるか聞いたり、
コンビニの店員に「人生やりのこしたことはない」とメッセージを伝
えて走りだそうかとも思った。いっしょに雨宿りしていたバイクの兄
ちゃんたちは、友人を向かいに来させバイクを置いて帰っていった。
 コンビニ客の薦めもあって、近くのラーメン屋に場所を変え雨宿り
。そこにいた二、三人のお客さんが話しかけてくる。そのうち私が小
田原の人だと知ると、50代半ばのおじさんが「東京に住んでいたから
小田原や熱海は良く行ったよ。小田原には詳しいよ。」という。話を
して時間をつぶすが、20時30分になってもまだ雷雨はおさまらない。
 事情を知ったおじさんは「うちに泊まるか?アルコール飲めるだろ
っ」と言ってくれて、泊めてもらうことになった。本当にありがたい。

 おじさんの家に向かう車中で、「久しぶりの雷だっ、一週間鳴らな
かったら。雷連れて来たんじゃないの?」と言われた。
 おじさんの家でアルコールを飲み、二人とも雑魚寝したが、0時を回
っても雷は鳴り続けていた。

7月30日(土) 塩谷町
本日の走行距離 118.0Km

体力勝負の一人旅 No.073【めざせ日本海編】

【7日目・2005年7月29日】

 9時5分着の新幹線で越後湯沢駅に降り立った。改札口はキャンプ姿
の若者たちで埋め尽くされている。女性トイレは長蛇の列。キュルル
ル。やばい。朝から下痢なのだ。

 宅急便で送った自転車を預かってくれているホテルスポーリア湯沢
へ足早に向かった。このホテルの客でもないのに預かってくれて本当
にありがたい。
 用を足して、自転車を組み立て終わると、もう10時50分。コンビニ
に行って食料を調達してようやく出発。半日しか走れないな。

 ルートは国道17号を南に進み、苗場スキー場前を通り、沼田市に入
り、日本ロマンティック街道で日光に抜ける予定だ。今日は最低でも
沼田市、できれば日本ロマンティック街道の登りを少しでも進んでお
きたい。

 30度を超える暑い中でのいきなりの登り坂は堪える。標高差600mぐ
らいを登らなければいけないはずだ。
 最初こそつらいなぁと思ったが、大阪や奈良でもっと暑い思いをし
ているし、四国お遍路の方が坂はもっときつかった。そう考えると結
構気持ち良く走れる。

 昨年は地元の人に狭くて怖いトンネルだと脅され怖じけづいた二居
トンネルに入る。確かに狭いが、そのお陰で車はスピードを落として
くれる。山梨の御坂トンネルのほうがよっぽど怖い。百聞は一見に如
かずだ。それよりこの路面の悪さは何だ。チェーンで削られたせいか
でこぼこしていて走り辛い。体力を絞り取られていく。

 この道は歴史のある三国街道。三俣宿や二居宿などの宿場跡を通る
。東海道を歩いたことのある私はここもゆっくり歩いてみたくなった
が、そんなことをしていたら日光にちっとも着かない。

 13時ごろだろか二居宿を過ぎてすぐ大粒の雨が降り出した。朝の天
候からは創造がつかない。やはり山の天気は変わりやすい。やはり私
は雨男なのだ。

 山の向こうから音楽が聞こえてくるなと思ったら、発信元は苗場ス
キー場。ものすごい大音響で山全体に響き渡っている。コンサートで
もやっているのだろうか。
 ゲレンデはテントでいっぱい。歩道は若者でごったがえし。20年前
の?清里のようだ。

 警戒していた峠越えも、1070mの三国トンネルが最高地点。音を上げ
ることなく無事通過。苗場辺りから止んだ雨はもう降りそうもないな
。あとは気持ち良く下ろう。

 だいぶ標高を下げてきて、沼田市まで10Km地点に来た。そこで突然
右足がつった。まだ3時だが、お腹の調子も不安だし沼田で宿泊する気
になってきた。
 宿情報を収集しようと沼田駅に行ったが、得られた情報は宿2軒。駅
前にはほとんど店はない。もっと大きい町だと思ったんだけど。沼田
を過ぎたらさらに宿はなさそうだから電話予約する。なんと、素泊ま
りで6500円。高いが仕方ない。

 宿へは駅前の登り坂を登るのだが、これが今日一番の激坂。看板に
滝坂と記されていた。坂を上り切ると、町が現れた。ここが沼田の中
心地だったのだ。予約したホテルへ着く前にいくつかホテルの看板を
目にした。ちょっと焦ったかな。
 16時ちょうどにホテルに到着。今日はここで終了。

 コインランドリーに行ったら500円だった。沼田市は物価が高い気が
する。

7月29日(金) 沼田
本日の走行距離 64.5Km