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体力勝負の一人旅 No.423【坂東三十三観音編】


【20日目・2017年5月3日(4)】

 海に出て西へ方角を変えると左斜め後ろからの追い風だ。これはいい。江の島まで多少アップダウンはあるがもう最後の力を振り絞って行くしかない。

 江の島を通過。片道二車線のきれいな道路になる。追い風に加えて抜いていく車の風も期待できる。場所によっては時速30キロで走れている。
 やがて左側に防風林が出てきて自然の風は遮られてしまうが、巡航速度25キロぐらいで疾走した。

 長谷寺から50分、相模川を渡って平塚入り。時計を見ると諦めてしまうから見ないで来た。右折地点が近づいたところでハンディGPSの画面を速度表示から地図表示に切り替える。地図画面は時刻が表示される。ここで時間を確認すると17時5分。
「右折地点からお寺まで何キロくらいだろうか。うーん、確か5キロぐらいだったような気がする。右折地点まではあと何キロだ?15分遅れでも着きそうにないな。」

 右折地点に来た。17時9分だ。海岸線を離れて花水川沿いに上流へ向かう。さあラストスパートだ。
 新幹線のガードをくぐり、右折地点から5キロ走ってもまだ着かない。小田原厚木道路のガードをくぐってそろそろのはずだ。と奮い立たせる。

 ようやく7番札所金目観音に着いた。右折地点から8キロ、長谷寺から28キロだった。時間は17時31分。
 門は閉まっている。門には『参拝の方以外のトイレ使用禁止』の紙が貼られている。こういうお寺では融通がききそうにないな。

 お寺の家族が出入りする通路を通ってインターホンを鳴らす。
「すいません。納経もうだめでしょうか。」
「もう終わりです。」
「うー」疲れが混じった落胆の声を上げ、疲れた声ですがるように「もうだめですか。」ともう一回言った。
「もう他のことしちゃっているのでだめです。」とあっさり言われた。
 これで終わりだ。「埼玉から来たんですけど」と粘る気もおきなかった。

 ルールはルールだ。時間に間に合わない私が悪い。だけど最後のお寺でこれはつらい。落胆だ。
 ここへ来る途中は今日だめなら明日小田原から出直そうと思っていた。しかし今は坂東三十三観音巡りを続ける気にならない。「もういいや」って感じだ。意気消沈とはこのことか。
 お寺の前の金目川を眺めながらしばらく呆然としていた。気づけば河原で家族がバーベキューをしている。それを見て正気に戻った。

 三十三観音を回ってもまだ煩悩が普通に残っている。時間外にやってもらおうとしたのはそういうことだ。今は冷静になれない。まあとにかく疲れた、お腹が空いた。

 ファミリーレストランで二人前食べて自宅のある小田原へ向かった。
 5月3日20時、無事家に着いて今回の旅を終えた。

5月3日(水) 小田原
 本日の走行距離 126.24Km
 本日の登坂累計 1599m
 本日の消費カロリー 4233Kcal

 今回の累積走行距離 560.2Km

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