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体力勝負の一人旅 No.416【坂東三十三観音編】

【18日目・2017年5月1日(2)】

 9時53分、清水寺(きよみずでら)に到着した。最後にお寺の案内標識に従い県道からわき道に入ったので、ちょっとした丘のアップダウンで体力を使ってしまった。たぶん車用の案内だったのだろう。ちょっと遠回りすれば平たんで来られそうな地形だ。

 駐車場から本堂まで登りが続く。仁王門をくぐるとその先にもう一つ門がある。中には四体の仏像がある。門の裏側へ行ってみると四天門と書かれていたので仏像は四天王だろうか。

 本堂をお参りした後、納経所へ行き四天門の仏像は四天王なのか訊いてみた。すると二体は風神・雷神で残りの二体は四天王のうちの二体だという。
 四天王の残りの二体はどこへ行ってしまったのだろう。訊いてみると本堂にあるが参拝者から見えないそうだ。四天王を分離するのは普通のことなのだろうか、疑問が湧いてきた。

 清水寺から県道へ戻るのに来た道と違う道を選択した。案の定、坂なしで県道に戻れた。この道を選択できたのはハンディGPSのおかげだ。
 気をよくして茂原を目指す道も遠回りする主要道路ではなくハンディGPSを頼りにショートカットの道を好んで選択した。
 ショートカットが成功し国道128号線に合流する。このころ北からの向かい風に変わっていた。茂原の中心地まであと5キロ。目指すは茂原のさらに北、大網白里だ。

 大網白里は2015年夏のゴール地点だ。そこまで行かないと旅はつながらない。茂原と大網白里間は単に往復してくるだけだがつなげないと気が済まない。

 大網白里で折り返せば追い風だと思ってがんばっていたが風向きが変わった。西風になっている。空は少し雲が出てきたがまだ晴れている。
 雨が心配で休憩を先延ばしにしてきたがそろそろ限界だ。清水寺から30キロ走ったところで昼食休憩にした。

 20分ほどの休憩を終わると曇り空に変わっていた。次のお寺に着くまでもってほしい。

 休憩したところは大網白里のすぐ近くだった。わずか6分で2015年に自転車を送ったヤマト運輸に到着した。当時の暑さと向かい風に苦しめられた記憶がよみがえってくる。写真を撮ってすぐに折り返し茂原へ向かった。

 国道128号線で茂原まで行き、国道408号線を南西へ向かった。西からの向かい風は想像したほど強くなく助かった。
 やがて緩い登り坂になり、31番札所笠森観音まであと2キロに迫ったときだった。かすかに雨が降ってきた。空の明るさはそれほど変わっていなかったのでお寺まで大して降らないだろう。
 しかし雨量が少しずつ多くなっていった。本降りになる前に到着しようとペースを上げた。

 14時に笠森観音に着いたときには本降りになっていた。駐車場に面したレストハウスがなぜだか閉まっていたので、店内に入る数段の階段に自転車を上げ、軒下に止めた。
 カッパの支度をしているうちに風雨が強くなり雷が轟き、気温が下がってきた。本堂へ向かう階段は木々に覆われ雨を和らげてくれる。

 山門をくぐると参道の左側に露店が数軒並んでいる。坂東三十三観音でこんな光景は珍しい。
 今朝、宿のおばさんが笠森観音は立派よ、と言っていた。確かに他のお寺と違うが本当に驚いたのは本堂だった。

 奈良の長谷寺の木の階段のようと言ったら言い過ぎだが、木の階段を昇って本堂へ行く。正直、寒くて周囲を感じる余裕がないまま本堂へ入った。
 そこで目にした昔の本堂の絵から、すごいところに建っていることを知った。尖った岩の先端に建っているのだ。支えるために岩山を取り囲むように柱が何本も立っている。階段から岩山と柱が見えたはずだ。帰りに確認しよう。

 あまりの風雨と雷で本堂から下りるのを躊躇していた。風雨のピークを越えたところで岩山と柱を確認しながら階段を下りた。不規則な形の岩に柱が立っている。現代だったらこんなところに建築許可は下りないのではないだろうか。

つづく

下記URLに写真をアップしました。
http://yahoo.jp/box/XDCI7B

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