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体力勝負の一人旅 No.413【坂東三十三観音編】


【17日目・2017年4月30日(4)】

 追い風に乗ってすいすい北上する。観光地が続くのでホテルや民宿を多く見かけるようになった。まだ14時台だけど民宿の混み具合をチェックして今晩の宿探しに反映しよう。
 最近、宿探しが苦痛になってきている。でも今、『宿探しはゲームだ』と思える心境になりつつある。それ自体も楽しんじゃおう、ということだ。

 『空室あり』の看板を出している民宿がたまにある。18時前に現地で探せば何とかなりそうだ。

 鴨川シーワールドで有名な鴨川を過ぎ、案内標識に大多喜町や養老渓谷の表示が出てきた。大多喜町は換金性の高いふるさと納税で有名になり、養老渓谷は都内からの日帰り観光スポットで人気急上昇中だ。かなり内陸に入るので今回は見送ろう。

 次に鯛の浦の案内標識だ。大昔から鯛を獲ってはいけない場所とされ、今では船に乗って鯛の餌付け観光ができる。
 獲っていないから大量に生息しているらしい。ブリが減った話を聞いたあとだけに気になって寄ってみることにした。

 国道を右折するとすぐに船乗り場があった。船に乗るつもりはないが乗り場まで下りてみると営業は終了していた。時間は16時40分、ちょっと早い終了のような気がしたが、遊覧して戻ってくることを考えたら16時ごろが最終なのかもしれない。

 自転車を下りたついでに、地図を広げてどこで宿を探そうか検討を始めた。そこへ閉店準備をしている男性がシャッターの柱を取りにやってきた。
 店の脇に自転車を止めたので邪魔しちゃって申しわけないなと思っていたら男性が声をかけてきた。

 邪魔扱いされるのかと思ったら、「どこへ行こうとしているの?」と優しいお言葉だった。宿探しをしていると答えると、「この辺でキャンセル待ちは高いからやめたほうがいいよ。」とここで観光に携わっている人とは思えないアドバイスをしてくれる。
「工事関係者が泊まる素泊まりの宿でよければこの先にあったなぁ。」
「素泊まりで十分です」
「ひとつはお蕎麦屋さんを宿にこの間改装していたよ。鵜原ってところでトンネル出て右側。もう一つは勝浦の先かな、左にセブンイレブンがあってその手前にあるよ。」
 新装開店で安く泊まれれば言うことはない。鵜原は目標の勝浦より少し手前だがこの際致し方ない。

 鵜原、トンネルでて右、元蕎麦屋、それだけを頭で反復しながら走ったらそれらしき建物を見つけた。我ながらこの情報でよく見つけられたと思った。
 建物はきれい。1階は焼き肉店のようでもあるので夕食はここで済ませられそうだ。ここにしよう。
 店に入って聞いてみると宿泊は5月オープンだった。残念だ。

 観光地の中心から少し外れた素泊まりの宿を狙うことにした。勝浦の中心地に入る前に1階が魚料理店になっている素泊まり宿があった。ちょうど料理人が外でたばこ休憩していたので、道路を挟んだ逆側から「今日泊まれますか?」と大声で訊いた。
「空いてますよ」
「いくらですか?」
「えーと・・・、今日は6,400円かな。」料理担当であって宿の直接の関係者ではなさそうだ。
「わかりました。ありがとうございます。」と言って先へ進んだ。あまりきれいな建物ではなかったのにこの値段は高すぎる。しかしこれでけっこう空きがあることは確認できた。

 やがてセブンイレブンが見えてきた。その手前にさらに年季の入った建物の宿泊施設があった。鯛の浦で教えてもらった2軒目はここだろう。
 確か3,000円ぐらいと言っていたので、建物には目をつぶって空きを確認しよう。中に入るといきなりシャワー室。海水浴客用だろうか。「すいません」と何回も声をかけるが誰も出てこない。
 まだ外は明るいし、先へ進もう。

 走りだしてすぐ分かれ道。右は海沿いを走る国道、左は御宿駅に向かう道。駅名からして宿がある町かなとふざけた気持ちで左のルートを選択した。
 宿どころか民家が並ぶ通りで観光の『か』の字もない町並みだ。ところが100mも進むと普通の民家の門に『素泊まり民宿 温泉入浴サービス有り』と書かれた黄色い看板があった。
 建物は普通の民家だ。門の前には普通の車が止まっている。この家の車だろう。温泉入浴サービスがどういうことなのか飲み込めないまま民家を訪ねた。

つづく

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