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体力勝負の一人旅 No.410【坂東三十三観音編】

【17日目・2017年4月30日(1)】

 昨日に引き続き快晴だ。昨日の朝の週間予報でまったく雨マークがなかったから、珍しく雨なし旅行になるかもと期待している。
 夏と違って暑くて走れないってとこはないから快晴大歓迎だ。

 昨日木更津駅に着いたときに時刻表をもらっておいた。それによると下りはけっこう本数があるので安心だ。
 駅に向かいながら時刻表を見ると8時28分発になりそうだ。あと3分早く宿を出られたらもう1本前に乗れたのに、これだと駅で10分ぐらい待ちが発生してしまうと悔やんだ。
 駅に来てみたら那古船形まで行かない電車ばかりだ。28分は那古船形へ行く。よくよく調べたら那古船形まで行くのは1時間に1本しかない。適当に宿を出て、10分待ちで乗れたのは運がよかった。

 9時30分に那古船形駅に到着した。まずは昨日気になった崖の観音に行くとこにした。
 駅前の案内板は33番札所那古観音と同格に扱われている。期待が持てそうだ。

 5、6分で崖の観音に到着した。小さな山の一部が崩落したように岩肌がほぼ垂直にむき出しになっている。横に筋が入った地層だ。
 その中腹で、崖にへばり付いた朱色のお堂がある。案内板によると観音堂だ。観た感じ大げさにいえば、鳥取だか島根の投入堂に似ている。もっとも投入堂に行ったとこがないので、テレビで見た記憶での話だ。
 観音堂まで手摺付の階段があるから年配者でも行きやすい。実際、半数以上が高齢者だ。
 観音堂に登ると街と海を一望できる。登る価値ある眺めだ。これが無料なのはうれしい。列ができるほどではないが、参拝者が
次々に来られて階段に人がいないとこはなかった。

 次の那古観音もわずか5、6分で到着した。入り口に『結願の寺』と書いてある。そういわれれば最後の札所だと気づかされた。番号順にお参りしてないから結願なんて頭になかった。

 階段を昇り山門をくぐると正面に本堂。その手前左に納経所がある。先に納経所へ行き、掛軸の納経を頼んだ。

 33番札所なので納経する場所は軸の下の方だ。一番下ではなく下から2番目だ。
 一番下に3ますの余白がある。そのことについて納経しながら教えてくれた。
「全部揃ったら真ん中に長野の善光寺、右でも左でもいいので上田の北向観音、もう一つはお世話になっているお寺の総本山の印を押してもらって下さい。」
 やはり今回も善光寺なんだな。

 お坊さんはさらに続けた。
「那古寺は本来であれば結願の印というのを押すんですが、まだお揃いになっていませんので押すことができません。33の観音様がお揃いになったら押せますので、こちらに来る機会があったらお持ちください。」
 知っていたら当然最後にしたのだがどこのお寺でもそんなアドバイスはもらえなかった。ちょっと残念だが、残念さが増幅することも言われた。
「フリースペースが上にあるものを選んでいれば、善光寺で菊の御紋を押してくれるんです。下だと押してくれないんです。」
 残念な思いを抱きながら本堂へ向かった。

 本堂の屋根の三角のところにかわいい顔をした鬼のようなものがいる。近づくと左側からお入りくださいと書かれている。
 左に回るとこちらが正面で、山門からまっすぐ来たところは側面だっだ。逆の側面にもかわいい鬼がいた。
 正面を背にするとすぐ海。小高いから眺めがいい。崖の観音もそうだったが、海側に正面を持ってくるものなのだろうか。

 帰りに納経所へ行って鬼のことを訊いた。
「あれはあまのじゃくです。ここのお寺は独特で、山門を入って正面に御本尊が見えないんです。観音様はずっと海を見てますから。
 山門と山から入ろうとする悪いものをあまのじゃくが見張っているのです。」
 こういう話が聴けて得した気分だ。

 つづく

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