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体力勝負の一人旅 No.314【坂東三十三観音編】


【3日目・2015年5月3日】

 今日の予定は2つのお寺を巡り、水沢うどんを食べ、足尾銅山付近まで行く。これで100Kmになる。

 最初に目指すのは白岩観音・長谷寺(ちょうこくじ)。9時過ぎに出発し梨園が続く丘をゆっくり登っていく。白岩観音が近づくにつれ斜度が増し4~8%が続いた。そして宿から40分ぼどで到着した。

 お寺の手前に臨時駐車場があったので観光客も来るようなところを想像したが、小規模でそんな雰囲気はなかった。
 仁王門の内側に過去数年間の七五三のご家族の写真が貼られており、むしろ地元に根付いたお寺のようだ。

 納経してくれたのはおじいさん。おじいさんは「次の水澤寺は賑やかだよ、あそこは観光地だから」と教えてくれた。それなら昼休みは気にしなくてよさそうだ。
 おじいさんの隣で娘さんらしき人が後からやってきたご婦人の納経帳を受け取り、中を見て「これおばあちゃんの字だ」と言った。
 そのご婦人は西国・坂東・秩父の百観音巡りを済ませ、今は坂東の2巡目だそうだ。隣でおじいさんが「亡くなったのは平成6年」と言った。おじいさんも娘さんもおばあちゃんのことを思い浮かべたに違いない。そしてまた参拝に来てくれたご婦人に感謝したことだろう。

 白岩観音から20分ぼどで箕輪城跡付近に来た。『信玄も手をやいた名城』とガイドに書いてあったので寄ってみよう。最初に見た案内表示では小学校に突き当たったら左手に行くようになっていたが、小学校に来たら右手に行く案内になっている。
 右手は走ってきた県道26号線でこっちが本道、左手のほうが道幅が狭い。迷ったが左手に進むことにした。
 本当にあっているのかな?と思うほど徐々に道幅が狭くなり、路面が悪くなり、人もほとんど見かけなくなった。木々に囲まれた登り坂で、単なる山道のようだ。

 やがて駐車場が見えてきた。1台しか停まっていない。右側の林の斜面を一直線に切り裂いた空堀らしき道を歩いている人がいた。この上が本丸だろう。スケールの大きさにわくわくした。
 案内板を確認したら工事中のため、今の道からは本丸に行かれない。本丸へ行くには城郭の反対側の入り口かもう少し先の入り口から登るよう書いてあった。
 なるほど、小学校のところを右手に行く案内は、反対側の入り口に誘導するためだったのだ。私はここまで登ってきてしまったので、反対側に行く気にはなれない。先の入り口へ向かった。
 どんどん登っていくがそれらしき入り口が見当たらない。ようやくでてきた駐車場に、城へ行くための遊歩道の案内板らしきものがあったが、相当古くかすれてよくわからない。辺りは畑でとても城にたどり着くとは思えなかった。
 完全に本丸を通り過ぎている。今思えば最初の駐車場の少し先に、草木をかきわけなければ進めない道があった。そこが本丸への入り口だったのだろう。

 城郭の最北部まで登ってきた。このまま進めば次のお寺へ行けるが本丸を見ないわけにいかない。城郭を時計周りに進み、城郭の東側の坂を下り、現在の登城ルートに到着した。そこには広い駐車場ときれいなトイレがあった。
 登って行くと意外とあっけなく本丸に着いた。工事中の入り口のほうが大きな山城に登る雰囲気があった。工事が終わったらそっちをメインに戻したほうがいいだろう。

 だいぶ寄り道してしまったが水沢うどん目指して出発だ。最初は榛名山の周囲を回るような道できつい坂はない。残り4~5キロになって標高をどんどん上げるきつい登りに変わった。
 残り2~3Kmのところから渋滞が始まり、やがて私が車を抜くようになった。観光のお寺とはいえこんなに多くの人がお寺に行くのだろうか?それともその先の伊香保温泉に行く人達なのか?まさかうどん目当てではなかろう。

 うどんと言えば香川。香川のような小規模のお店が何軒かあるのを想像していた。ここは道の両側に広い駐車場を持つ大きな店が何軒もある。それなのにどの駐車場もいっぱい、完全にうどん渋滞だった。
 さっきから鐘の音が何度も聞こえてくる。うどんを食べている人にも聞こえているだろう。何を感じながら食べているのだろうか。

 箕輪城跡から標高差360m登って水澤観音・水澤寺に到着した。石段が始まるところにある水屋はかわいらしい動物の口から水が出ている。牛なのか馬なのかわからない。参拝者の多くはこの動物が気になって、写真を撮ったり、「この馬かわいいー」「えー馬か?」と動物論争していた。
 石段を登り本堂が見えてくると大勢の参拝者で賑わっている。今までのお寺ではあまり見かけなかった若い女性のグループや外国人もいた。うどんとの相乗効果なのだろうか。

 これだけ参拝者が多いと納経のシステムに工夫がみられる。いつものように本堂でお経を唱えて、帰りに納経所に寄ると、書いてもらう掛け軸と引き換えに番号札を渡された。受付をする人と奥で書く人の分業制だ。
 待ち時間を有効に使えるし、ドライヤーで乾かす手間も省ける。お寺にとっても効率が良くなるだろう。

 山門の前で渋滞の列を眺めながら今晩の宿のことを考えていた。昨日の今日なので安全に行動したい。まだ13時前ではあるが足尾銅山手前の山道の途中にある何軒かの宿に電話した。しかしどこも満室だった。とりあえず登り口手前まで行くことにした。

 来た道を下りながらうどん屋の空き具合をちらちら見たが依然としてどこもいっぱいだ。うどんは諦めよう。登ってきたときよりも渋滞の列が延びている。この人たちが食べられるのは14時過ぎだろう。

 前橋まで下り、今度は赤城山の周囲を回るように県道3号線を東へ進んだ。若干のアップダウンが足に堪える。昨日、今日の疲れが蓄積しているのは間違えない。足尾銅山の登りに入る前に終了して、早めに宿に入ろう。

 登る直前の町、大間々まであと4Kmに迫ったがまだ15時ごろ。早々に宿に入るか、少しでも今日のうちに登っておくか葛藤した。ゆっくりならまだまだ走れる。ネットに掲載されていない宿なら空きはあるかもしれない。でも宿がなかったらどうするんだ?
 スーパーで買ったお弁当で遅い昼食を摂りながらあれこれ考えた。何軒か電話してみたが宿は取れなった。結局、大間々駅まで移動して駅前の電話ボックスのタウンページで見つけた大間々の宿に泊まることになった。

5月3日(日) 大間々
 本日の走行距離 66.06Km
 本日の登坂累計 880m

下記URLに写真をアップしました。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-wmkxb5djlcbhrudhip5772uz6e-1001&uniqid=49da9aaf-8d1a-46c9-a51f-e087768774cf

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